低GI食品の落とし穴
こんにちは!
ピラティストレーナーのTomokoです☺️
今回は、前回ちらっとお話ししました『低GI食品』に関してお話ししたいと思います!
そもそもGI値って何??
GI値とは、Glycemic Index の略で、食品に含まれる糖質(ブドウ糖)の吸収度合いを示すものです。
つまり、GI値が高いものを食べると血液中のブドウ糖濃度(=血糖値)が上がりやすいと言うわけです。
巷で言われているGI値情報
雑誌やネットで言われているGI値に関する情報はこんな感じです。
⬇️
- ご飯はGI値が高い
- フライドポテト、脂身つきサーロインステーキ、果物、ハイカカオチョコレート、ヨーグルトの方が低GI値だから太りにくい
⬆️
これ、実はちょっと違うんです!
量っているのはブドウ糖
忘れてはいけないのが、
GI値も血糖値も量っているのはブドウ糖だということ。
そしてご飯の主成分はブドウ糖
雑誌などでGI値低いとされているものの主成分はタンパク質や果糖などなど、ブドウ糖以外のもの
なので、ご飯の方がGI値高いのは当たり前!!
そもそも比べることが間違っているのです😅
ご飯と玄米ならどちらも同じ主成分ですので、比べられます。
ご飯と玄米を比べると、玄米の方がGI値低いし食物繊維も多いから痩せやすい!
これは分かります💡
でも、主成分が違う脂身つきサーロインステーキや果物などは確かにGI値は低いですが、
じゃあ本当に太らないのか?となると、ちょっと違います!
低GI食品なら本当に太らないの??
では、本当に雑誌などで言われている低GI食品ならご飯より太らないのでしょうか??
とんでもありません!
GI値が低くても、他の問題があります。
⬇️
❝フライドポテト❞
ポテトの主成分はご飯と同じデンプン(ブドウ糖)です。
なので茹でたポテトを主食として適量食べる分には良いですね🙆✨
ただフライドポテトは油で上げていますので、大量の油を含んでいます。
その方の運動量にもよりますが、
フライドポテトをご飯のように食べていたら大変なことになりますよね😅
❝脂身付きサーロインステーキ❞
こちらも脂身つきなので、量にもよりますが、比較的カロリーは高いと言えます。
そして動物性脂質のため、悪玉コレステロールが増えやすいですね。
こちらも過食は要注意です。
❝乳製品❞
乳製品も乳脂肪がたっぷりと含まれます。
牛乳一杯でコンビニサイズの唐揚げと同じ油。
そしてそれは牛肉と同じ動物性脂質。
こちらも太りやすいのでダイエット中はなるべく控えたいですね。
ご飯のように食べていたら大変ですよね😅
(無脂肪ヨーグルトや無脂肪乳でしたら大丈夫です)
❝果物❞
こちらもブドウ糖は数%とわずかしか含まれないため、GI値は低くなります。
ですが果糖とショ糖がたーっぷりと含まれております。
果糖は内蔵や筋肉のエネルギーとして使われずに中性脂肪まっしぐら。
そして内臓脂肪となるため、お腹周りにお肉がつきやすくなります。
(果糖は運動時のみ、エネルギーとして使われます)
❝ハイカカオチョコレート❞
こちらも脂質、果糖(砂糖が入っているため)が入っておりますので、ご飯のように食べていたら太りますね😅
このように、[低GI=太りにくい]とは限らないのです!
きちんとその食べ物の特性と適正量、食べるタイミングを知ることが大切ですね☺️
糖質は三大栄養素の一つ!!
糖質制限が流行り、何かと敬遠されがちな糖質。
ですが、そもそも糖質は三大栄養素。身体にとって必須な栄養素なのです!!
- ブドウ糖は筋肉や内臓のエネルギーとして使われます。
- 脳の栄養となるのはブドウ糖だけです。
- そしてブドウ糖を摂ると分泌されるインスリンは、たんぱく質を筋肉に取り込むために必須です!(たんぱく質摂っただけじゃだめ)
他にもまだまだ糖質の役割はあります。
それだけ大切な栄養素なのです✨✨
もちろん、過食を続ければ太りますが😅
適正量を食べてさえいれば、太ることはありません!
血糖値を上げないためには
とはいえ、血糖値は急激に挙げないほうがいいですよね。
そのためにはどうしたらいいのか??
食物繊維とは、野菜、海藻類、キノコ類です!
コース料理と同じですね。
早食いは血糖値を急激にあげる原因の1つです!
よく噛んでゆっくり食べましょう。
当たり前のことですが、これを気を付けるだけでも大分違います!
ぜひ心がけてみてくださいね😉
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